浦和レッズが得点を量産できている要因を考察する

 

26日、浦和レッズはアウェイで柏レイソルと対戦し、6-2で勝利した。2試合連続6得点の大爆発で、ここ3試合で15得点を挙げている。総得点でも28となり、広島、仙台、柏と並んで1試合消化数が少ない中、J1でトップに立った。セイコー 時計

この中で特筆すべきことは、トップスコアラーが原口元気の6得点だということだ。原口の得点数はリーグ9位タイであり、特定の個に頼った得点力ではなく、チーム全体でどこからでも得点を挙げられるのが強みと言えるのではないだろうか。セイコー 腕時計

前節のサガン鳥栖戦では、6得点それぞれを別の選手がマークした。チームとしても原口の6点を筆頭に、柏木陽介が4点、興梠・那須・マルシオが3点、森脇・阿部・槙野が2点、宇賀神・梅崎・矢島が1点と、ほぼすべてのポジションの選手が得点を記録している。レギュラークラスで得点がないのは、鈴木啓太と平川の二人だけだ。seiko 時計

3バックの槙野、森脇、那須の3人で7得点を挙げているのも興味深い。槙野と森脇は2得点ずつで、1点ずつがセットプレーから、那須は2得点がセットプレーからの得点となっている。昨季と比較して、セットプレーからの得点が増えているのが今季の特長の一つだ。ちなみに昨季のコーナーキックからの得点は6で、今季は既に5点を数えている。

ペトロヴィッチ監督はセットプレーの練習をしないことで有名だが、今季もそれは継続されていて、特に攻撃面では選手間の話し合いをもとに、即興でパターンが決められていく。seiko 腕時計

ペトロヴィッチ監督はセットプレーに対して「どれだけセットプレーの練習をしたとしても、その場その場で対応は変わるものだから、選手が対応すべきだ」との持論を持つ。どこまでが本音なのかは図りかねるが、那須が3得点を挙げていることからもわかる通り、今季は補強した選手が自身の特徴をしっかりと発揮しているし、結果的には選手の質が高まったことがセットプレーからの得点を増やした要因になっている。

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